常念岳(2957m)
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2002年9月22日 天候:曇りのち小雨

長野県南安曇郡安曇村

4:55 常念小屋発 6:00 常念岳山頂着 6:20 山頂発 7:00 常念小屋着 7:30 常念小屋発 9:15 ヒエ平 9:30 タクシー乗り場 

大天井岳より
 朝、小屋で起きるとガスは上がっている。しかし、常念山頂部はガスがかかっている。薄暗い中、ライトを点灯して斜面を登り始める。前を行く松田・広沢さんの影が見える。斜面の途切れるところまで行き、やれやれと思う。しかし、岩には8合目の文字。まだ8合目かと思う。しかし、ここから傾斜がゆるくなる。ガスの中を登る。
 コースタイムとほぼ同じ1時間で山頂到着するころは、明るくなってきた。祠がある。しばらくすると、ガスが晴れてくるではないか。喜んでいると、まわりの景色が見えてくる。相変わらず、槍・穂高連峰の山頂部はまだ霧の中だが、蝶ヶ岳方面の急な下りの道は見える。写真とビデオを撮影して、下山にかかる。
 下山して5分もたたないうちにまたガスがかかってくる。山頂で晴れてよかったと話していると、登りの登山者がうらやましいねと言っている。
 常念小屋に戻って弁当を食べて、ヒエ平からのタクシーを予約する。そして、下山開始。しばらく降りると雲の中に入り、小雨も降っているようだ。登りの登山者がカッパを着ていたので、下界は降っているのかと思う。小雨の中、傾斜がゆるやかになってからはどんどん登山者を追い越して降りる。おばちゃんが「超特急やな。」といっている。前回、この道を下山したとき、だいぶ時間が短縮できた記憶がよみがえる。2時間くらいで登山口到着。
 タクシーが並んでいる。すぐに乗れる。新島々までタクシーで行き、新穂高温泉行きのバスに乗る。平湯でバスを降りると、12時前だったので、広沢さんが喜んだ。