八ヶ岳(2899m)
各地山行目次

2014年8月18日 天候:曇り・曇り・晴れ

山梨県富士見町

(8月18日)12:30 観音平 13:30 雲海 14:25 押手川 15:50 青年小屋着 16:05 小屋発 16:35 網笠山山頂着 16:50 山頂発 17:10 青年小屋 (8月19日)6:25 青年小屋 6:55 のろし場 7:40 ギボシ 7:55 権現小屋 8:20 権現岳山頂着 8:35 山頂発 10:00 キレット小屋着 10:10 小屋発 12:05 赤岳山頂着 13:15 山頂発 13:45 赤岳展望荘着 14:00 展望荘発 15:00 三叉峰 15:15 横岳 15:50 硫黄岳山荘着 (8月20日)6:20 硫黄岳山荘発 6:40 硫黄岳山頂着 6:55 山頂発 7:35 夏沢峠 8;15 根石岳山荘 8:30 根石岳山頂着 8:40 山頂発 9:10 東天狗岳山頂着 9:20 山頂発 10:10 中山峠 10:13 黒百合ヒュッテ着 10:45 ヒュッテ発 10:50 中山峠 11:20 中山山頂着 11:25 山頂発 12:30 高見石小屋着 12:45 小屋発 13:15 白駒荘(白駒池) 13:50 麦草ヒュッテ 13:55 麦草峠      

東天狗岳
(8月18日)麦草峠にMさんの車を置き、自分の車で観音平に到着。少し手前で水をくむ。最初はアカマツ、カラマツ林。やがてコナラ、ミズナラ林の緩斜面をたんたんと登る。1時間ほどで雲海に着く。雲海が見える所なのだろう。やがてコマツガ林になり、道が平らになると青年小屋だった。小屋前には、テレビの通り、赤提灯があった。小屋で受付をすると、食事は5時30分とのこと。
 小屋の裏の岩塊斜面から編笠山に登る。登山口で会った人とすれ違う。山頂は広くて、シラビソやシャクナゲがある。晴れ間が出てきて、権現岳や諏訪湖、山麓の景色がすばらしい。缶ビールがおいしい。小屋に降りて、缶ビールを買って夕食をいただく。泊まり客は10人くらい。部屋は個室状態となる。
(8月19日)翌日は、霧であったがやがて晴れ間が出てくる。シラビソ林の中を権現岳をめざして登る。のろし台をすぎると岩場の連続となる。富士山が見える。権現小屋手前のギボシに登ると石仏がある。小屋を経て岩塔に登ろうかどうか松田さんと話していると、別の登山者が岩峰が権現岳山頂だと教えてくれる。権現岳山頂には、おおきな剣が刺してあった。そこで写真を撮る。下界や富士山が見える。
 いよいよ赤岳をめざす。長いはしごを慎重に降りる。はしごが宙に浮いたようで、かなりこわい。どんどん雲が切れ,,赤岳から阿弥陀岳の稜線が姿を現す。富士山もよく見える。キレット小屋手前ですれ違った登山者が、赤岳はこれからがたいへんだと話した。キレット小屋で小休止後、登り始めるが、雲が厚くなってくる。岩壁をよじ登って、ひたすら辛抱する。すれ違った人によると、県界尾根ははしごが多くてたいへんだとのこと。山頂の標識が見えてやれやれである。赤岳の山頂小屋は近くにある。小屋前で、ラーメンを食べる。学生時代、この小屋に泊まったことを思い出す。
 雲が切れそうでないので、まず赤岳展望荘まで行く。展望荘までの下りは、ザレ場で足下が悪い。家族連れなどが登っている。雲が切れ、展望荘から下の行者小屋が見える。やがて雲が厚くなり、霧の中をひたすら横だけ目指してよじ登る。けっこうたいへんな岩場で、前回の記憶もはっきりしない。霧の中をひたすら歩く。ようやく道がなだらかになり、だらだら降りると硫黄岳山荘である。予定は夏沢峠であった。夏沢ヒュッテに携帯をかけるが、今年は営業が終わったとのこと。もうひとつの小屋も連絡つかないので、松田さんが疲れたようなのでここで泊まることにする。夕方、急に晴れてきて展望がよくなる。
(8月20日)翌朝、天気が良い。元気が出てきて、まず硫黄岳山頂へ。すばらしい景色になる。前回の記憶とこのあたりで一致する。主峰赤岳方面、諏訪湖方面、北八ヶ岳方面すべて見える。赤岳方面と浅間山方面をバックに写真を撮る。夏沢まで行かなくて良かったと思う。夏沢峠まで下ると、小屋が2軒並んでいた。ここでやすんでから根石岳山荘に寄り、根石岳を経て東天狗岳へ。前の10人ほどのグループが遅くて少し手間取る。東天狗岳からの景色もばっちりだ。赤岳がかなり遠くなった。
 山頂から一気に中山峠まで降りて、そこから黒百合山荘に着く。キキのテレビに出ていた山荘だ。感じのよい山荘である。山荘前の石のテラスでコーラを飲む。松田さんがコーヒーを沸かす。中山峠にもどり中山を越え、ゆったりとしたシラビソの森を降りると、高見石小屋である。小屋で、松田さんとかき氷を食べる。シラビソとコケの森を降りると、白駒池である。一般の人が多く、下界へ降りたという感じになる。ここから麦草峠までもう少し。ところがにわかに空が曇り、夕立にあう。麦草ヒュッテに駆け込み少し雨宿りして、麦草峠の松田さんの自動車を発見する。やれやれとなる。
 観音平下の小淵沢の道の駅でカツ丼を食べる。観音平に行ってから、道の駅で風呂に入って解散する。