焼山
(2400m)
各地山行目次

2024年6月19日 天候:晴れ

新潟県妙高市

8:10 火打山山頂発 9:37 最低鞍部 11:20 焼山山頂着(昼食) 12:00 焼山山頂発 13:05 最低鞍部 14:55 火打山山頂着 15:25 火打山山頂発 16:40 高谷池ヒュッテ着

火打山より焼山(右)と白馬連峰(左)
 火打山山頂から、いよいよ、目前の焼山に向かう。ハイマツの間を下降。やがてゆるやかな稜線を歩く。その後、細い尾根を急下降する。途中の岩場にツガザクラ。鞍部では、ミヤマキンポウゲ、サンカヨウ。何よりも、シラネアオイの大群落が素晴らしい。
 焼山の登り口の雪渓の所で道がわからなくなる。Mさんは、まっすぐ雪渓の上の隙間ではないかという。そこで、雪渓を上へ進むと、雪渓上部に道が続くようなので、雪渓をキックしながら何とか登り切る。もう一人登山者が登ってくる。登山者とMさん、2人とも、雪渓を登るのに手こずっているようだ。2人とも雪渓の横の灌木につかまりながら登る。Mさんはアイゼンを着けてみるが、あまり効かなかったとのこと。もう一人の男性登山者は、ここから快調に登っていく。
 焼山のコースは直登でたいへんだ。しかし、ペンキで赤丸が着けてあり、雪渓上部からは迷わず登る。ザレ場を登り切ると、倒れかけた三角点が見える。その先の岩場で、Mさんを待つ。先ほどの男性も弁当を食べている。その男性は、晴れそうだったので、有給休暇を取って、笹ヶ峰から登ってきたとのこと。ネットに最近登った記録があったので来たが、雪渓の所は甘く見ていたという。チェーンアイゼンは効かなかったようだ。これから日帰りで帰るらしい。すごい脚力、僕らはかなわない。
 やがてMさんが登ってくる。Mさんは、小屋でもらったおにぎりを忘れたようなので、自分の2つのうち1個をやり、代わりにパンをもらう。
 日本海の佐渡から白馬など飛騨山脈北部の山々がくきり見える。この前登った米山もわかる。振り返ると、火打、妙高も見える。
 名残惜しいが、写真を撮って下山開始。雪渓の下まで降りて、また登り返す。ハイマツの間を登り切ると、火打山山頂だった。4,5人の人がいて、風景を楽しんでいる。富士山も頭を出している。Mさんも15分ほど遅れて登ってくる。しばらく休んで、高谷池ヒュッテに戻る。(妙高山に続く)