2004年8月7,8日　天候：晴れのち夕立・晴れ

静岡県静岡市

（８月７日）5:45 荒川小屋　7:10 稜線分岐　7:15 前岳着　7:30 前岳発　7:40 中岳　8:55 悪沢岳着　9:25 悪沢岳発　10:30 中岳　10:37 稜線分岐　11:25 荒川小屋着　12:00 小屋発　12:35 大聖寺平着 12：45大聖寺平発　13:35 舟くぼ　15:45 広河原小屋　（８月８日）6：10 広河原小屋発　8:10 高山ノ滝　10：55 小渋川登山口

中岳を降りて山頂をめざす

（８月７日）朝、松田さんは、体調が悪いようで吐き気がするという。天気は良いようなので、体調を見ながらゆっくり登ることを提案する。荷物はテントの中に置き、サブザックで悪沢岳に向かう。荒川前岳への登りの斜面からは、荒川小屋や赤石岳がよく見える。富士山も見える。急斜面を登っていると、静岡大学の植生調査を示すプレートがある。ここは静岡県の山だ。松田さんの体調も良くなったようだ。 　稜線に出て少し西に行くと、前岳山頂である。他に登山者はいない。元にもどり中岳を越えると中岳頂上小屋がある。ここに悪沢岳のバッジがあった。バッジを集めている松田さんの喜びは大きい。 　今日は早くから雲があがってきた。雲間に高度間あふれる悪沢岳山頂部が見える。いったん下って登り返す。悪沢岳山頂で、気分の治った松田さんと乾杯する。千枚小屋方面からどんどん人が登ってくる。ここは、今回の山行の中で最も登山者が多い。 　荒川小屋に戻る途中の中岳の斜面は広いお花畑である。荒川小屋に到着すると12時前。松田さんも自分も高度障害のためか食欲がない。夕立も心配だし、そのままテントをたたんで昨日の大聖寺平に戻る。ここから広河原小屋に下降する。途中道のわかりにくいざれ場がある。重い荷物でへとへとになって無人の広河原小屋に着く。水場でビールを冷やす。登ってきた他の登山者１名と計３人で山小屋に泊まる。小渋川の水量はさほどでないようだ。夕立になり今日も夜、雨が降る。 　（８月８日）小渋川を下る。水量はさほどでないが、荷物があるため川渡りはたいへんだった。高巻き道の足場が折れ、休んだりしたので結構時間がかかった。