五竜岳(2814m)
各地山行目次

2003年8月13日 天候:晴れのち曇り

長野県大町市

(8月11日)14:35 八方尾根リフト終点 15:10 八方池着 15:25 八方池発 16:20 丸山着 16:40 丸山発 17:20 唐松岳頂上小屋着 (8月12日)14:10 頂上小屋発 14:25 唐松岳山頂着 14:45 山頂発 14:55 唐松岳頂上小屋発 16:40 遠見尾根分岐 16:45 五竜山荘着(8月13日)5:10 五竜山荘発 6:10 五竜岳山頂着 7:00 五竜岳山頂発(鹿島槍ヶ岳に続く)    

五竜岳山頂から鹿島槍ヶ岳
 (8月11日)大町に自動車を置き、大糸線で白馬村まで行く。白馬駅で昼食を食べ、八方尾根のリフトに乗る。標高1,800mの八方池山荘着。唐松小屋にケイタイを入れてから出発する。蛇紋岩なので滑るとの看板がある。至仏と同じだ。
 八方池までは、一般観光客が多い。霧の中に入り視界がきかない。池畔には、珍しい木の仏像がある。観光客にインストラクターがガイドをしている。
 ここからは静かになる。1歩1歩登っていると、雨がぱらつく。しかしなんとか天気は持ちそうで助かる。ホシガラスの写真を撮っていると2人づれに抜かれる。
 丸山まで登ると山小屋の人が来ていて、後何人くらい登山者がいるか聞かれる。ケイタイを受けた人らしい。鎖場を2つ過ぎたら小屋に到着とのこと。松田さんのペースが落ちる。忽然と小屋が現れ嬉しくなる。夕方雲があがって、向いの剣立山連峰や唐松岳が見える。
 (8月12日)夜、起きると暴風雨。談話室でワインを飲んでいると松田さんも来て少しだべる。午後まで山小屋に停滞する。朝食をつくっていたら、2人のポーランド人と話しをする。立山まで行くという。たいへんだ。松田さんと、喫茶店に行ったり、本を読んで時間をつぶす。昼寝もする。
 昼頃、雨が止んだがガスは上がらない。唐松岳の山頂に行ってから、五竜山荘まで駒を進めることにする。唐松岳山頂はガスの中だった。岩石は溶結凝灰岩。小屋のまわりにコマクサを見る。
 霧の中、唐松岳頂上小屋を出発する。いきなり、岩のやせ尾根を降りることになる。先が思いやられる。最低鞍部を越えてからは、おだやかな山容になる。あえぎあえぎ登る。イワツメクサ、トウヤクリンドウ、イワギキョウ。松田さんは、どんどん歩いて行く。
 遠見尾根分岐を越えると、五竜山荘が現れる。やはり霧の中。夕食はカレー。夜半になると晴れてくる。トイレからは月が見える。
 (8月13日)今日は快晴だ。はりきって準備をする。小屋を飛び出すと日の出直前である。五竜が大きい。大急ぎで準備をして松田さんと登り出す。岩石は安山岩っぽい溶結凝灰岩か。
 約1時間で山頂に到着する。立山、剣が近く見える。日本海も見える。鹿島槍の2つのピークが輝いて見える。遠くには、槍、穂高。薬師、赤牛、水晶なども見える。山頂分岐で、山小屋でもらった弁当を食べる。眼下に白馬村や八方尾根も見えて来た。(鹿島槍ヶ岳に続く)