忠別岳
(1963m)
各地山行目次

2022年7月28日 天候:曇り時々晴れ

北海道上士幌町

5:40 忠別岳避難小屋 6:00 稜線小屋下降点 7:40 忠別岳着 8:10 忠別岳発 9:10 忠別沼 12:20 高原沼分岐着(昼食) 13:00 分岐発 14:20 白雲岳避難小屋

山頂より化雲岳方面
 霧の中、忠別小屋前の雪渓を渡り、小屋から稜線に上がる。ハイマツ帯では、たくさんのムシの嵐に遭う。急斜面を登り切ると、忠別岳山頂だった。急に晴れて来て、山頂の反対側が断崖であることを知る。向こうに化雲岳が見え、ブロッケンも見える。
 ここからは、ゆるやかな台地の上を歩く。時々、上り下りがある。ニッコウキスゲの群落もある。途中の忠別沼は、きれいな所だった。
 台地の縁の崖が東側になり、しばらく歩くと、高原沼分岐。ここで昼食とする。パンを食べる。高原沼へ降りる道は、ヒグマのため通行禁止の看板がある。東側には緑岳が見える。西側には大雪山の最高峰の旭岳も見える。
 ここからゆるやかな丘を2つほど越えると、白雲岳避難小屋が見えてくる。小川を登り斜面を登ると小屋だった。若い女性の小屋番に聞くと、やはり、ヒグマがうろついているという。泊まれるようだったので泊まりの申し込みをする。3000円で、環境協力金が含まれるという。記念に小屋のオリジナルタオルをもらう。得した気分になる。
 荷物整理をしたら、コンロがないことに気づき、先ほどの分岐点までもどってみるが見つからない。MさんとYさんが、ヒグマの心配をして途中まで向かえ来てくれる。
 その晩、トイレに起きると、外に黒い影がありクマかもしれないと思いびっくりする。角があるようなので、エジシカかもしれないがわからない。外は星空だった。(黒岳に続く)