トムラウシ
(2141m)
各地山行目次

2022年7月26日 天候:晴れ後雨

北海道上士幌町

 (7月26日)11:15 短縮ルート登山口 11:40 温泉コース合流 12:50 カムイ天上 15:00 コマドリ沢分岐 16:40 前トム平 17:25 トムラウシ公園 18:33 南沼幕営地 (7月27日)5:25 南沼幕営地 6:00 トムラウシ山頂着 6:45 山頂発 7:25 南沼幕営地着 8:00 幕営地発(続く)

トムラウシ公園付近から山頂
 (7月26日)朝4時過ぎにフェリーで小樽港に着く。自動車で一路、トムラウシ温泉へ。温泉登山口を過ぎ、林道をさらに行くと短縮ルート登山口に着く。メンバーは、Mさん、Yさん、そして自分。自動車が10台ほどある。そこで、弁当を食べる。もうお昼近いが、天気が良いので登ることにする。
 最初は、トドマツ、エゾマツの生える緩やかな登山道を登る。やがて、温泉口と合流する。ここからも緩やかであるが、何カ所か急坂もある。カムイ天上を過ぎると、緩やかな尾根道であるが、Mさんが重い荷物のためか遅れ始める。たいへんそうだ。コマドリ沢下降点でMさんを待つ。テントは3人で分けていたが、ここからMさんの分を運ぶことにする。Mさんが、野球帽を落としたというので、すれ違った男性に登山口のポスト横に置いてもらうようお願いする。日帰りの人が多い。
 コマドリ沢分岐でしばらく休む。10年ほど前のトムラウシの遭難の所だと思う。ここから沢に沿って登る。Yさんより、シナノキンバイに似た大きい黄色の花がエゾノキンバイソウと教わる。小さい花は、ミヤマキンバイだ。紫のエゾコザクラもきれいだ。
 やがて沢から離れ、岩塊をよじ登ると前トム平だった。ここでMさんを待つ。前トム平からさらに尾根まで登ると、岩塊の向こうにトムラウシ本峰が見える。このあたりから雨粒がほおに当たる。岩塊の間をいったんトムラウシ公園に降りる。ここで、カッパを着る。チングルマの群生がきれいだ。後はひたすらYさんとよじ登る。傾斜がゆるくなると南沼幕営地だった。雨がやんだ間に急いでテントを張る。やがてMさんが到着する。
 (7月27日)夜星が見える。翌朝、ツアーの人達が山頂に上がる。自分たちも空身でトムラウシ山頂に行く。朝、晴れていたのに、山頂はあいにく霧の中だ。しばらく待ったが晴れないので、しかたなく写真を撮って降りる。幕営地でテントを撤収し、縦走開始。北へ向かう。(化雲岳に続く)