光岳(2591m)
各地山行目次

2007年8月13日〜16日 天候:晴れ

長野県飯田市南信濃

(8月14日)6:00 易老渡登山口 7:55 面平着 8:10 面平発 11:15 小広場着 11:25 小広場発 11:50 易老岳着 13:00 易老岳発 13:25 三吉のガレ着 13:45 ガレ発 14:05 三吉平 15:10 静高平 15:30 光小屋幕営地 (8月15日)4:50 光小屋発 5:05 光岳山頂着 5:30 山頂発 5:55 光小屋着(撤収) 6:45 光小屋発 6:55 分岐 7:05 イザルヶ岳山頂着 7:10 山頂発 7:20 分岐 7:35 静高平 8:05 三吉平 8:30 三吉のガレ着 8:45 ガレ発 9:15 易老岳山頂着 9:30 山頂発 10:55 希望峰 11:45 茶臼岳山頂着 12:00 山頂発 12:10 分岐着 12:15 分岐発 12:25 茶臼小屋着 12:40 小屋発 12:55 分岐着 13:00 分岐阜発 14:00 奇岩竹内門着 14:05 門発 14:30 広河内肩 14:35 肩発 14:45 広河内岳山頂着 15:00 山頂発 15:05 肩着 15:10 肩発 15:40 南岳 16:40 聖平小屋幕営地着 

光小屋前の湿原
 易老渡登山口のつり橋を渡っていざ出発する。うすぐらいヒノキの植林地を登る。ジグザグの急登である。高度計が1000mを越える。うんざりするころ面平に着く。ややゆるやかになる。天気は良いようだが林の中は暗い。15分きざみで、休みながら登る。やがて、シラビソ林になる。松田さんは疲れたようで遅くなる。小広場から、ちょっとで易老岳の分岐に出る。遅れて松田さんが到着。味噌ラーメンを作って食べる。松田さんは寝てしまう。
 ここから稜線を、光小屋をめざす。シラビソ林は、小さい木が多く気持ちが良い。しばらくして、三吉平という草原に出る。崖の上で見晴らしが良い。5分くらい、うとうとしてしまう。ここから登ったり降りたりして、三吉平を通過する。ここから、我慢の登りである。静高平の水場は枯れている。ハクサンフウロが目立つ。やがて木道があり、その向こうに小屋がある。小屋の下にテントを張ってビールを買う。夕方、富士山が出てくる。
 2日目、8月15日。朝一番に、山頂に向かう。ご来光を拝む。富士山の横から陽が昇る。山頂は、ハイマツ、シラビソ、ダケカンバ。他に誰もいない。少し離れると、南西面が見える。恵那山、御嶽山が見える。山頂で、コーヒーを飲む。小屋に戻る。今日m天気がよさそうだ。テントをたたみ、聖平方面に戻る。小屋下の湿原は、ぼこぼこしている。これが、ガイドブックの亀甲土のことだろう。途中、イザルヶ岳の山頂に立ってみる。ここは植生が無く砂礫が出ていて展望が良い。槍、穂高から御岳、もちろん聖も見える。水場の看板から少し上流にもうひとつ水場がある。ちょっとした水たまりがある、この水はとてもうまかった。
 易老岳までもどって、松田さんの指示で持ってきた杏仁豆腐を食べる。甘くておいしい。ここから、二重山稜のあるシラビソの稜線を行く。まず、希望峰をめざす。右には、仁田岳が大きく出ている。希望峰を降り、今度は茶臼岳をめざす。このあたりは2500mが森林限界のようだ。仁田池をすぎ、茶臼岳山頂に立つ。写真を撮るが、松田さんはかなり疲れた様子だが、茶臼岳と大河内岳のバッジがあったので喜んでいる。少し降りると、茶臼小屋分岐。小屋に降りて、昼食のパンとソーセージを食べる。ビールを買って飲む。水で冷やしてありかなりおいしい。
 次に広河内岳をめざす。途中、湿原があり、やはりぼこぼこした亀甲土がある。もしやと思い、砂礫地を見るとみごとな亀甲砂礫があった。竹内門という奇岩で休み、がまんの急登。ひょこんと肩に出る。松田さんを待って、山頂ピストンする。山頂で女性に茶臼岳方面への道を聞かれる。道は山頂からつながると勘違いしていたらしい。肩にもどり、ひたすら聖平をめざす。高度が低くなるにつれ、ハイマツからシラビソに変化。ひょこんとカモシカが出てくる。タカネナデシコ、ミヤマウスユキソウ。へとへとになって聖平に着く。10分ほど遅れて松田さんも到着する。松田さんは、ジュースを買って満足した様子。前に来たことを思い出す。(聖岳に続く)。