北岳(3192m)
各地山行目次

2006年8月13日〜15日 天候:晴れ

山梨県中巨摩郡芦安村

(8月13日)12:00 広河原 12:34 分岐 15:17 白根御池小屋テント場 (8月14日)6:30 白根御池小屋 7:02 二股 11:20 八本歯のコル 12:42 山頂と山荘方面分岐着 13:05 分岐発 14:05 北岳山荘テント場 (8月15日)5:00 北岳山荘テント場発 7:10 北岳山頂着 7:30 山頂発 8:30 山荘テント場着 9:30 テント場発 11:05 分岐着 11:20 分岐発 12:05 八本歯コル着 12:20 コル発 14:15 二股着 14:30 二股発 16:55 分岐 17:25 広河原山荘着  

山頂からの八ヶ岳
 長野県戸台に車を置き、南アルプス・スーパー林道をバスで広河原に入る。大樺沢御池小屋コースと御池小屋直接コースの分岐では、10名近く休んでいる。大樺沢コースを選ぶが、道が複雑にあるので直接コースに入ってしまう。松田さんはそのまま登るというので、急斜面をそのまま登る。やはりゼンソクのせいで息が切れる。御池小屋はできたばかりでトイレも水洗だった。池の前にテントを張る。生ビールを飲んで落ち着くと、にわか雨がある。
 2日目、快晴で北岳が真上に見える。大樺沢に出て登り始める。雪渓がまだ残っている。息が切れるのでゆっくり登る。バットレスがすばらしい。雪渓を越えてから梯子の連続になる。北岳はいったん雲に隠れるがまた見えてきた。そこで休むことにする。近くの人が、バットレスがよく見えるので喜んでいる。念願の北岳だったようだ。岩登りの人のかけ声が聞こえる。八本歯のコルをすぎ分岐まではつらい。そこで松田さんが待っている。山頂へはいかず北岳山荘をめざす。テントを張り休む。
 3日目、夜中に雨があるがその後晴れる。台風のためか東風が強い。松田さんが北岳山頂をめざす。すこし遅れて出発する。やはり息が切れる。途中で山頂へ行った松田さんが戻ってきたのですれ違う。みんなに追い抜かれ、やっとで山頂に到着する。しかし、視界がよくまわりが全部見える、富士山も恵那山も見える。つかれを忘れる展望である。写真を撮って頂上を辞す。山荘に戻ると、しばらくしてガスに包まれる。山荘で確かめると、奈良田から広河原間の林道は7月の雨で不通とのこと。ゼンソクのこともあり、農鳥方面をあきらめ、元きた道から下山することにする。最初は上り返しがありきつい。腹の調子も悪い。八本歯のコルから梯子を降りると、にわか雨が降る。コルから二股まで3時間ほどかかる。広河原までがんばって降りることにするが、息が切れて苦しくなる。ようやく広河原山荘に着く。テントは張らず小屋泊まりにする。