大笠山(1822m)
各地山行目次

2017年10月27日〜28日 天候:晴れ・曇り

富山県南砺市

(10月27日)9:40 桂湖キャンプ場 10:55 登山口 11:42 大桧 11:50 1200m(昼食) 12:20 1200m発 13:20 前笈ヶ岳着 13:55 前笈ヶ岳発 14:35 アカモノの頭着 14:55 頭発 15:40 旧避難小屋跡着 16:10 小屋発 16:55 避難小屋着 17:00 山頂着 17:15 小屋(10月28日)7:15 避難小屋 7:18 山頂 7:25 避難小屋発 8:00 旧避難小屋跡着 8:10 小屋跡発 8:45 アカモノの頭 9:20 前笈ヶ岳着 9:30 前笈ヶ岳発 9:55 1320m休憩 10:15 大桧 10:25 1060m休憩 11:55 登山口 12:05 桂湖駐車場

フカバラノ尾根より大笠山
 天気は快晴。桂湖駐車場に自動車を置く。工事用車両を通すゲートがある。桂湖の橋の手前の登山口から登り始める。吊り橋を渡り、鉄梯子でフカバラノ尾根に取り付く。紅葉がまぶしい。
 急坂が続く。大桧を越え、平坦地を捜して昼食とする。バックには桂湖が見える。途中で赤いテントが張ってある。何人かとすれ違う。登り切ると、横に道があり、すぐに前笈ヶ岳の三角点がある。しばらくすると、Mさんが登ってくるが、足がつったようだ。かなり痛いらしい。しばらく休憩する。その後も足がつるらしく、ゆっくり登る。
 前笈ヶ岳からは、上り下りのある稜線だ。笈ヶ岳や大笠山が見えてくる。2人の登山者とすれ違う。テントを張った人たちだ。避難小屋には水があることを教えてもらう。アカモノの頭に登り、そこで休憩する。展望はよいがMさんの足が心配だ。三ヶ辻山、人形山、猿ヶ馬場山、籾糠山などかつて登った山が見える。その後ろには遠く、白銀をかぶった飛騨山脈も見える。白山はもう真っ白だ。
 旧避難小屋跡の丸太に座って待つが、Mさんが来ないので笛を吹く。返しがあったので安心する。荷物を置きしばらくもどるとMさんがやってくる。Mさんのリュックを背負い、旧避難小屋まで来て、ここで待ってもらうことにする。ひと足先に出発し、約40分で山頂近くの避難小屋に到着する。山頂へ行き写真を撮り、携帯がつながるか確認するがつながらない。笈ヶ岳や白山、夕日の写真を撮って、Mさんを迎えに行くことにする。少し戻ったところでMさんに会う。
 山頂付近には数日前の雪が少し残っていたので、缶ビールを冷やす。小屋に入り、一息つく。小屋に他に泊まる人はなく、その晩は、衆議院選挙の話などしてくつろぐ。夕食はパックカレー。缶ビール2本飲む。夜、小屋を出ると、金沢方面の夜景がきれいだ。オリオン座が見えるが、雲が出てくる。携帯を試したがやはり圏外だ。小屋の夜は思ったより暖かい。
 朝、起きると、曇りになっていたが展望はきく。台風22号の影響である。ラジオの天気予報では、昼頃から雨がふるらしい。荷物をかたずけ、山頂でMさんと写真を撮る。白山も飛騨山脈も見える。
 天気も心配なので、7時半前に小屋を出る。旧避難小屋跡まで降りると、2人の夫婦らしき登山者に会う。「本当は、避難小屋まで行こうと思ったが無理なので、途中のテントの人に泊めてもらった」という。さらに行くと何人か日帰り予定の登山者に会う。かなり健脚そうな人ばかりだ。
 やがて、アカモノの頭、前笈ヶ岳へ到着する。Mさんの足は大丈夫そうだ。あとはひたすら降りる。鉄梯子を下り、吊り橋を渡ってやれやれだ。その後、くろふ温泉に入り暖まる。