大朝日岳(1871m)
各地山行目次

2018年8月19日 天候:晴れ

山形県朝日町

(8月19日)5:20 門内小屋 5:40 日暮沢口分岐 6:40 西朝日岳着 7:00 西朝日岳発 8:10 金玉水着 8:20 金玉水発 8:30 大朝日小屋着 8:40 小屋発 8:55 大朝日岳着 9:20 大朝日岳発 9:35 大朝日小屋 10:00 銀玉水 10:45 熊越 11:15 小朝日岳着 11:35 小朝日岳発 12:45 鳥原山 13:20 鳥原小屋着 13:55 小屋発 14:55 金山沢 15:25 993m標高点 16:45 朝日鉱泉登山口 

金玉水より大朝日岳
 朝、竜門小屋発。天気は良好だが寒風が強い。以東岳は遠く、大朝日岳は近くなる。西朝日岳でMさんと記念写真。飯豊山の下の小国町には盆地霧が出ている。金玉水に到着。少し休んで、懐かしの大朝日小屋に着く。荷物を置きさっそく山頂に登る。偽高山帯の尾根道を行く。1万年前に終わった氷期の後、東北の多雪山地では、針葉樹の復活がうまくいかなかったらしい。標高が低い割に高山帯の景観を示すのはこのためだ。
 山頂からは、朝日鉱泉が見える。飯豊、月山、鳥海山、磐梯山なども見える。山頂でMさんとバンザイしていると、地元の登山者が「磐梯山バックでばんざいするといいですよ」と話をしてくる。お盆の頃は山頂も大賑わいで写真を撮るのもたいへんだったという。
 大朝日小屋から小朝日岳方面へ向かう。前に来たとき水のおいしかった銀玉水で一服する。険しい小朝日岳をよじ登り、見覚えのある平らな山頂に着く。3人ほど登山者がいて小寺方面に降りて行く。Mさんと昔を思い出して写真を撮る。付近はトンボが多く秋を感じる。
 小朝日の下りはザレ場で厳しい。鳥原小屋まで来ると、4、5人のグループがいて、疲れているのではといわれる。鳥原小屋でラーメンを作って一息つく。小屋の人によると、小屋は平成16年頃建て替えたようだ。小屋を出て下山。金山沢をすぎ、ひたすら歩いて朝日鉱泉ナチュラリストの家に着く。さっそく、生ビールを飲む。「朝日連峰山だより」の著者、主人のNさんと話をする。泡滝口へ車をとりに行くにはレンタカーが安いと教えてもらう。Mさんと相談して、ここに泊まることにする。翌朝は、登山バス(ワゴン)の最終日だそうだ。鉱泉につかり、窓から大朝日岳を見る。やがて、大朝日岳は夕焼けを背景のシルエットになる。
 翌朝、大学の英語の先生だというアメリカ人の方も加わり、登山バスで寒河江市まで送ってもらう。この人は、百名山をやっていて、次は飯豊山に登るらしい。レンタカーで、鶴岡市にもどる。