農鳥岳(3026m)
各地山行目次

2008年8月13日 天候:晴れ後曇り

山梨県早川町

 (8月13日)9:40 農鳥小屋発 10:30 西農鳥岳着 10:38 西農鳥岳発 11:22 農鳥岳山頂着 12:10 山頂発 12:36 大門沢降下地点着 12:40 降下地点発 14:37 南沢 14:54 大門沢小屋幕営地着 (8月14日) 6:00 大門沢小屋発 6:50 乗越 7:15 大コモリ沢 7:30 大岩 7:35 小コモリ沢 7:58 林道 8:25 スーパー林道出合 8:58 奈良田バス停     

大門沢降下地点からの農鳥岳
 農鳥小屋からは、急登である。がまんして一歩一歩登る。松田さんは、先行のグループを越して、西農鳥岳で待っている。天気はさらに良くなってくる。写真を撮り、農鳥岳への稜線を行くが、上り下りがある。N高校のグループとすれ違う。空身で農鳥岳を往復して、農鳥小屋の向こうのリュックを拾い熊の平に向うようだ。
 ようやく農鳥岳山頂の三角点に到着する。大町桂月の歌碑があり、ガイド本等にある通りだった。眺めは良く、間ノ岳が大きいが、北岳は雲に隠れている。富士山もわからない。ここで、おこわご飯の昼食を食べる。他のグループも昼食をとって大門沢方面に向かう。
 大門沢降下地点には鐘塔があり、他の登山客が鐘を鳴らしている。自分も鳴らしてみる。雲がやや出てきた中、下山開始。途中、他の登山者を追い越してどんどん降りる。思った通り急坂だが、道は良く踏まれている。ただ荷が重いため、足に豆ができたようだ。
 大門沢と登山道が並行するようになり、やがて小屋に着く。さっそくビールを買い小屋前で松田さんと乾杯。テント場の草地の上にテントを張る。北岳山荘に比べ、快適である。この夜は、雨は無かった。
 翌朝、正面に朝焼けと富士山が見え、うれしくなる。松田さんがご飯を蒸している間、スケッチをする。早めに奈良田に向けて降りる。途中ブナの森の木陰の中を降りる。恐ろしいつり橋を3つ渡ると林道に出る。下界はセミ時雨である。奈良田まで歩く。11時10分のバスまで2時間もあるので、温泉に入り、山岳写真館などを見学する。バスを3回乗りついて、戸台の仙流荘にたどり着く。