甲武信岳
(2475m)
各地山行目次

2008年11月23日〜24日 天候:晴れ・晴れ後曇り

山梨県甲州市

 (11月23日)11:23 西沢渓谷入口村営駐車場 11:55 西沢山荘着 12:05 西沢山荘発(徳ちゃん新道) 13:56 近丸新道分岐 15:50 十賤山着 16:00 甲武信小屋着 16:05 小屋発 16:15 山頂着 16:35 山頂発 16:50 小屋着 (11月24日)6:23 小屋発 6:33 山頂着 6:51 山頂発 7:04 小屋着 7:20 小屋発 7:35 十賤山 8:32 分岐着 8:50 分岐発 9:45 西沢山荘着 10:18 村営駐車場着    

甲武信岳(左)と三宝山(右)
 快晴好日、道の駅から甲武信小屋に予約する。西沢渓谷を歩き始めると、救急車やパトカーが入って来る。西沢山荘で人に聞くと、つり橋の下に人が倒れているとのこと。西沢山荘の田部重治の歌碑の前でおにぎりを食べてから登り始める。
 このあたりは、紅葉も終わり落葉している。カラマツの中を登ると、やがてミズナラ、コナラ林。林床はスズタケ。葉が落ちて日が通るため明るい。やがて近丸新道の分岐に到着。降りて来た女性の登山者に聞くと、まだまだ小屋は遠そうだ。しかし、2時間半のコースタイムを2時間できたので、さらに2時間もすれば、小屋に行けそうである。松田さんの後を辛抱して登る。やがてシャクナゲ、コメツガ、シラビソと植生は変化する。途中、富士山が見える岩場があったので、そこでしばらく休む。十賤山を越え、甲武信小屋に着く頃、夕日がまぶしい。泊まりの手続きをして、さっそく山頂に登り、富士山や奥秩父の山、アルプスの風景を楽しむ。夕日を拝んでから小屋に戻る。松田さんも満足のようだ。
 コーヒーを飲もうとコンロの準備をしていたら、小屋の主人からお湯をいただく。夕食後、酒をわかし、まきストーブで温まる。小屋では、付近の高山植物のビデオを見せていただく。2階の布団に入ったらすぐ寝てしまう。
 翌日、小屋で朝食を食べ、もう一度山頂に向かう。昨日雲がかかっていた八ヶ岳が見える。浅間も両神も御岳も白根三山も見える。朝焼けの富士山もきれいだ。天気予報だと、今日は天気が崩れるので、小屋に戻って早めに下山する。松田さんのリュックが小屋の主人にほめられて、松田さんは喜んでいた。
 下りは、道が歩きやすいこともあり、はかどる。3時間ほどで下山できる。やがて雲が厚くなり、曇り空となる。富士山の見える良い山旅だった。