霞沢岳(2646m)
各地山行目次

2004年10月2日〜3日 天候:晴れのち小雨

長野県安曇村

(10月2日)4:20 小梨平幕営場(上高地) 5:00 明神着 5:10 明神発 7:00 徳本峠小屋着 7:30 小屋発 8:15 ジャンクションピーク 8:45 沼 10:20 K1 11:05 山頂着 12:00 山頂発 12:30 K1 13:40 沼 14:15 ジャンクションピーク 15:00 徳本峠小屋着 15:15 徳本峠小屋発 16:30 明神着 16:45 明神発 17:35 徳沢園幕営場着 (10月3日)8:50 徳沢園幕営場 9:45 明神着 10:05 明神発 10:55 上高地ターミナル   

k1ピークからの霞沢岳
 平湯に自動車を置き上高地にバスで入る。そして小梨平に幕営する。まわりにテントはなく静かである。その夜は、テントの中で岳人の歌。松田さんは、中日の優勝が決まったので上機嫌で、さっそく中日スポーツを買って置くように家に携帯をかけている。そして松田さんは、落合監督のオレ流を盛んにほめて、「山のロザリア」を歌い絶好調になる。
 10月2日、朝3時に起きて、暗い中、テントをたたみ出発。暗い中、松田さんと話しながら歩く。明神で少し休み、徳本峠に入る。途中で、夜が明けて、明神岳の朝焼けが見える。水場で水を補給してしばらく登ると、昨年泊まった徳本峠小屋である。
 昨年の今ころ、島々から徳本峠まで来たときの記憶がよみがえる。小屋の主人の顔も思い出した。風が強いが、コーヒーを沸かして飲む。
 昨年天気が悪くて、断念した霞沢岳登山道に入る。しばらくは、時々のぞく青空に紅葉が映える。急坂を登り、ゆるやかになったと思ったら、ジャンクションピークだ。霞沢の白い流れが見える。ここからゆるやかな尾根を下ると沼がある。
 登り降りを繰り返し、K1ピークへの急登に入るころ青空が広がる。4,5人のグループが休んでいたので、そこを通って、急坂を登るとK1ピークに出る。そして岩稜帯だ。山頂からは、穂高から焼に至る稜線がよく見える。眼下には帝国ホテルの赤い屋根も見える。
 山頂に向かっているとガスが湧き出してくる。山頂で焼きうどんを食べていると、休んでいた6,7人ほどの人達は下山してしまう。
 下山中に、小雨が時々降るようになる。徳本峠小屋に着くと、泊り客やテントを張る人で混雑している。昨年のように混みそうだ。少し休んで上高地まで降りる。
 1時間あまりで結構早く明神まで降りる。ここから、置いてあったテントをかつぎ、徳沢園の幕営地まで行くことにする。松田さんは足が痛く疲れたようで、これまでとは打って変わり足取りが遅くなる。明るいうちに徳沢園の幕営地にやっとで着きテントを張る。
 10月3日は、天気は回復しそうでないので、上高地バス停に向かう。松田さんの昔の放浪の旅の話を聞きながら歩く。小雨の中、バス停に到着。