白雲岳(大雪山系)
(2230m)
各地山行目次

2023年7月21日 天候:晴れ

北海道上川町

 5:30 白雲岳避難小屋 6:10 白雲岳分岐着 6:20 分岐発 6:50 白雲岳山頂着 7:05 山頂発 7:30 白雲岳分岐着 7:45 分岐発 8:55 北海岳山頂着 9:10 山頂発 9:20 松田岳 10:00 間宮岳分岐 11:05 中岳 11:25 北鎮岳分岐 11:45 北鎮岳山頂着 11:55 山頂発 12:05 北鎮岳分岐 13:05 黒岳石室着(昼食) 13:45 石室発 14:00 桂月岳山頂 14:15 石室着 14:25 石室発 14:50 黒岳山頂着 14:55 山頂発 15:50 黒岳リフト駅

山頂
 白雲岳避難小屋を出て、白雲岳分岐に戻る。昨年と変わらない景色だ。少しかすんでいるが、忠別岳方面やトムラウシが見える。やがて白雲岳分岐。昨年は余裕がなく、白雲岳に登れなかったが、今年は登ることにする。
 ザレ場を登ると、やがて、広大な凹地に出る。噴火口跡のようだ。ここの縁を歩き、岩場を登ると白雲岳山頂だった。旭岳が大きく見える。ヨツバシオガマやチングルマなど。山頂で展望を楽しみ分岐に戻る。
 分岐から、昨年も歩いた北海岳への高原を行く。北海岳で少し休み、間宮岳分岐まで来るが、旭岳にはガスがかかってくる。午後は、天気予報で夕立の可能性もある。旭岳に行って戻ってくると、時間が遅くなる。黒岳石室到着が夕方になりそうなので、Mさん、Yさんと3人で相談の末、今日、旭岳はあきらめて、改めて登ることにする。お鉢平をぐるっとまわって、北鎮岳経由で黒岳石室に向かう。天候により、石室に泊まるかどうか考えることにする。
 今日は、金曜日だが登山者が多い。北海岳からは、大雪山のメインルートだけあってたくさんの人が列になって歩いている。間宮岳で、お花畑の見回りをしている女性に写真を撮ってやる。証拠写真になるそうだ。間宮岳を下る途中で、白色のヨツバシオガマを発見する。通常は紫だから、非常に珍しい。Yさんと、先程の女性も写真を撮る。
 北鎮岳分岐では、ツアーの人達10人ほど休んでいる。せっかく来たので、自分たちは、北鎮岳に往復で登る。山頂には、夫婦らしき2名のみだった。ガスが多いが、広大なお鉢平が見える。
 もうお昼であったが、雨が心配だったので、黒岳石室まで行ってから昼食とする。実際、雨粒がポツリポツリときて心配になる。石室が近づくと、エゾコザクラやチングルマ、ツガザクラなどのすばらしいお花畑だ。
 ようやく石室着。昨年と同じ小屋番の方だった。今年は、クマはいるが石室周辺には現れていないとのこと。天気も持ちそうなので、小屋前でラーメンを食べる。昨年、親子クマがいたために、行けなかった桂月岳へ往復してくる。
 時間的に下山可能と見て、黒岳ロープウェイコースから降りることにする。黒岳から、エゾノキンバイソウの咲く急斜面を下る。途中。足をつったという女性がいる。Mさんが気にかけて話をしているようだ。
 昨年と同じように、リフトとロープウェイで層雲峡に下る。タクシーを頼んで、大雪高原の車まで送ってもらう。下では、途中、夕立があったようで、路面が湿っている。タクシーの運転手さんによると、トンネルの向こうですごい夕立だったとのこと。山の上では降らなかったのでありがたかった。大雪高原山荘で緑岳のバッジを買い、層雲峡に戻る。層雲峡で、夕食、温泉を済ませて、旭川方面に向かう。(旭岳に続く)