黒部五郎岳(2898m)
飛騨美濃山行目次

2000年10月7日〜9日 天候:曇り

岐阜県吉城郡神岡町

(10月7日)11:08 飛越新道登山口 11:57 くま洞峠 12:51 神岡新道分岐(昼食) 13:40 分岐発 14:16 鏡池平着 14:30 鏡池平発 14:50 寺地山山頂着 15:00 山頂発 15:45 北之俣避難小屋 
(10月8日)4:50 避難小屋発 6:30 稜線 6:40 北之俣岳山頂着 7:05 山頂発 8:05 中俣乗越着 8:25 中俣乗越発 10:00 カール壁着 10:07 カール壁発 10:18 黒部五郎岳山頂着 10:40 山頂発 10:50 カール壁着 11:05 カール壁発 11:30 カールボーデン着(昼食) 12:00 カールボーデン発 12:52 黒部五郎小屋着 13:15 小屋発 14:40 三俣山荘方面分岐着 14:45 分岐発 15:25 三俣蓮華岳山頂 16:15 中道分岐 17:12 双六小屋
(10月9日)7:20 双六小屋発 8:10 小池新道分岐着 8:15 分岐発 8:50 鏡平山荘着 9:10 山荘発 9:35 シシウドヶ原 9:50 イタドリヶ原 10:03 チボ岩 10:10 秩父沢 11:00 わさび平小屋着 11:10 小屋発 12:16 新穂高駐車場 
    

黒部五郎岳
  1日目は快晴の中、飛越新道登山口へ。尾根からはゆるやかな道が続く。神岡新道との合流点で昼食とする。久しぶりに、はと家のホルモンとうどん。凍ったホルモンでビールも冷えている。酔って少しきつくなり、鏡池平で横になって少し眠る。寺地山でセンサーを1つ回収して、北之俣非難小屋に着く。小屋の夜は慶応OBの4人組が外で飲んだり歌ったり。岐阜大OBで愛知勤労者山岳会の人も1人いる。暗くなってから、黒部五郎まで往復したという京都の夫婦らしき人が戻る。その晩はいびきがすごかった。
 2日目は、暗いうちに出発。高曇りであるが、夜明けとともに展望が開ける。北之俣山頂からは、秋色の中、薬師、有峰湖、白山、笠ヶ岳、御岳、乗鞍、黒部五郎、槍、鷲羽、水晶、雲の平−−と、360度の展望だ。中俣乗越でセンサーを回収し、きつい登りから五郎の肩に到着。空身で山頂へ。山頂で松田さんと乾杯する。五郎からは、笠ヶ岳が正面に見える。飛騨は雲海の下、空は相変わらずの高曇りだ。センサーを回収し五郎の肩からカール壁を降り、小川でラーメンを食べる。雷岩から振り返ると羊群岩が林立するすばらしいカールボーデンだ。ダケカンバの黄葉の中を降りると五郎の小屋である。途中、いっしょになった人と出発する。小屋の裏の急登をやっとで登る。松田さんと相談して、三俣蓮華岳まで行く。もう1人の人は途中から三俣山荘に向かう。
 三俣山頂はすごい風だ。疲れたが夕方6時までには、双六小屋に行けそうだ。中道から、へとへとになって双六小屋に降りる。強風の中、寒さに震えながらテントを張る。暖かいテントで食事を食べると、松田さんはすぐ寝てしまう。夜中に雨が降り出す。3日目、小雨の中、新穂高に向けて出発する。鏡平からは調子よくどんどん降りる。12時すぎに下山して、山の村へ松田さんの自動車を取りに行く。