「ふなつまち商店街−街並みの軌跡」

テーマ設定の立場
 ・会員の高齢化に伴い、参加しやすい研究体制のとれること
  (歩ける、行ける、みんなが書ける)
 ・従来のテーマとの継承性を大切にし、発展的要素を含むものであること
  (昔の街並みを特に強調しなくてもよい。今の記録を未来に伝える「ふるさとへの追憶」シリーズの終着点でもある。)

テーマ設定の理由
 ここ4年間は神岡における集落の歴史を「廃村」という観点から迫ってきた。そこには鉱山の盛衰との関わり見事なまでに浮かんできた。
 このことは、商店街にあっても同じ傾向がうかがわれることが予想される。近年大型店舗の進出と相まって個人商店の閉店が続き、空き地や駐車場が見られるなど中心街の様相は大きな変貌を遂げつつある。
 由緒ある建物、横町、水屋など、神岡を彩るエピソードを織り交ぜながら、すこし昔の、ほんの少し昔の、さんざめく船津の現代史が浮かび上がってくることを期待するものである。

調査期間
 ・令和2年〜6年度の4年間

調査方法
 ・調査単位 商店街
 ・調査範囲 概ね旧船津町中心街とし、商店街を単位として捉える
   本町通り 西里通り 大津通り 堀川通り 玉川通り 花園町通り 東町通り 朝浦通り その他

調査報告書
 ・ふるさと調べ 第24集として令和6年3月を目処に完成を図る。