御前岳(1816m)
飛騨美濃山行目次

2018年4月29〜30日 天候:曇り時々晴れ

岐阜県高山市荘川町

(4月29日)9:10 養魚場 9:40 鉄塔R153 9:53 鉄塔発 10:45 鉄塔R152 10:55 鉄塔発 11:15 稜線(昼食) 11:45 稜線発 12:15 幕営地着(1406m) (4月30日)5:30 幕営地発 5:45 取り付き(歩道終わり) 6:35 1480mピーク 7:50 1614mピーク 8:50 栗ヶ岳山頂9:10 栗ヶ岳山頂発 11:30 御前岳山頂着 12:10 御前岳山頂発 13:50 栗ヶ岳山頂着 14:30 1614mピーク 15:25 1480mピーク 15:55 巡視道 16:20 幕営地着(1406m) 17:00 幕営地発 17:25 稜線降り口 17:35 R152鉄塔 18:00 R153鉄塔 18:20 養魚場  

御前岳
  清見インターでMさんと待ち合わせする。高速河合パーキングをくぐり、登山口の養魚場に到着する。水をくみ、ここから鉄塔巡視路を登る。
 天気は快晴。最初の急坂を上り、R153鉄塔に着く。籾糠山がよくわかる。タムシバの白い花も咲いている。少し休んで、ピンクのイワカガミを見ながら登る。
 稜線を登り切り昼食とする。おにぎりを食べる。この辺から雪が所々ある。1406mすぎたあたりの平坦地でテントを張る。あたりは、ブナ、ヒノキの林で木漏れ日の中、乾いた落ち葉のクッションで快適な幕営地である。昼寝をしたり、Mさんと話をして過ごす。Mさんは、ラジオの野球中継を聞いている。中日が逆転され面白くない様子。近くの雪渓に、ホルモンや缶ビールを埋める。夕食はホルモンとウドン。夜は月明かりで意外に明るい。
 翌朝、風が強くなり曇っている。幕営地を出発し30分ほどで、巡視道から取り付きの地点に着く。ここから藪漕ぎである。1480mピークから、乗鞍、槍、穂高、薬師、立山、剱を望む。東方は天気が良いようだ。栗ヶ岳方面には雲がかかっている。
 このピークを降りると平坦地に出て雪面が始まる。Mさんにピンクのテープをつけてもらう。簡易アイゼンをつける。雪面を登ると、1614mピークに至る。ここから、栗ヶ岳を見ると雲が切れてきて嬉しくなる。
 雪渓を歩き、藪を分けて、3度目の栗ヶ岳の山頂につく。1度目に置いてきた山頂プレートが残っていた。Mさんは2度目の山頂である。前回、藪が多く残っていてMさんが「えらかった、えらかった」と言っていたことを思い出す。白山、御前岳はよく見える。御前岳方面に向かうことにする。
 栗ヶ岳から残雪を拾いながら御前岳に向かう。白山が大きい。藪漕ぎも何カ所かある。登ったり降りたりして、ようやくあこがれの御前岳山頂に到着する。見晴らしの良い山頂には、1等三角点がある。写真やビデオを撮影する。コーヒーをわかして飲み、Mさんからヨウカンをもらって食べる。
 名残惜しいが、もどることにする。栗ヶ岳を越え、幕営地にたどりつくと午後4時をすぎる。ラーメンを食べてから、テントをたたみ、大急ぎで荷物をまとめて下山する。明るいうちに養魚場にもどる。