の山野草

「ハレアーボスの森」は市民の憩いの場となっていて、乗馬などを楽しむ人が多くいました。雑木林で、スプリング・エフェメラル(春のはかない花)がたくさん見られました。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
ブルーベルの一面の青色の景色は圧巻です。この景色を見るため日本からも観光客が訪れるそうです。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
入り口の看板には、アネモネの群落と書いてありました。ヨーロッパではこの仲間の山野草をすべてアネモネと呼ぶそうです。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
部分的ではありましたか、リュウキンカの群落もありました。金色に輝く景色はとてもすばらしいものでした。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
ハレアーボスのお花畑  ハレアーボス・ブルーベル
の群落 
ハレアーボス・イチリンソウ
の群落 
ハレアーボス・リュウキンカ
の群落 
文字通り、ブルーベル(青い鈴)の形をした花をつけています。一見スイセンの仲間にみえるが
ユリ科の山野草で、ヨーロッパに広く分布しているそうである。残念ながら日本にはありません。
(4月16日ハレアーボスで撮影) 
日本のナルコユリとよく似ているが、花のつきかたが少し異なっている。むしろホウチャクソウに近い仲間と思われる。
(4月18日ブリュッセルで撮影)
日本ではミズナと呼ばれ、山菜として茎が食べられている。ウワバミソウの仲間だが、花のつきかたが日本のものと少し異なっている。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
世界中に分布し、雑草として嫌われている。まだ花は咲いていない。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
ブルーベル(ユリ科) ナルコユリ(クサスギカズラ科)  ウワバミソウ(イラクサ科)  ギシギシ(タデ科) 
イチリンソウの仲間だが、日本のイチリンソウとは異なる。北海道に見られるエゾイチゲに近い仲間と思われる。看板にはアネモネと書いてあった。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
ベルギーのあらゆる所にはえていた。日本のリュウキンカより葉も花も小さい。ヒメリュウキンカに近い仲間草と思われる。
(4月15日 ナムールで撮影)
日本のクサノオウより、花も葉も小型である。日本のクサノオウの変種といわれている。
(4月15日 ナムールで撮影)
まさにダイコンの花である。道端にはえていた。「ど根性大根」で話題になったものである。よく見ると花はきれいである。
(4月15日 ナムールで撮影)
イチリンソウ(キンポウゲ科)
 
リュウキンカ(キンポウゲ科)  クサノオウ(ケシ科)  ハナダイコン(アブラナ科)
 
アブラナ科特有の種のつけ方をしている。その袋が軍配(グンバイ)の形をしている。ヨーロッパ原産で日本にも帰化している。
(4月15日 ナムールで撮影)
日本のタネツケバナと同じに見える。ベルギーの各所で見られた。
(4月15日 ナムールで撮影)
日本のユキノシタと同じに見える。庭園に咲いていたので、日本から持って行ったのではないかとも思った。
(4月18日ブリュッセルで撮影)
日本のコミヤカタバミと同じに見える。北半球の温帯、亜寒帯に広く分布している。
(4月16日ハレアーボスで撮影)
グンバイナズナ(アブラナ科)
タネツケバナ(アブラナ科)  ユキノシタ(ユキノシタ科)  コミヤマカタバミ(カタバミ科) 
北半球に広く分布していて、日本でも見られる。あまり群生することがない。
(4月16日 ナムールで撮影)
花が日本のニョイスミレによく似ているが、葉の形がちがう。ビオラに近い仲間と考えられる。
(4月18日ブリュッセルで撮影)
花が日本のオオタチツボスミレに似ているが、葉につやがあるのでちがう品種と思われる。
(4月18日ブリュッセルで撮影)
これは日本にはないスミレである。近年ビオラとして園芸種が売られている。
(4月16日 ナムールで撮影)
ヒメフウロ(フウロソウ科) ニョイスミレ(スミレ科) タチツボスミレ(スミレ科)   ビオラ(スミレ科)
ヨーロッパ原産のオドリコソウの仲間で、日本にも帰化して、大きな群落を作っている。
(4月16日 ナムールで撮影)
アジア原産のオドリコソウである。これがなぜベルギーにはえていたのかわからない。
(4月16日 ナムールで撮影)
日本のサギゴケと同じに見える。
(4月18日ブリュッセルで撮影)
ヨーロッパ原産のクワガタソウの仲間で、日本にも帰化している。(4月16日 ナムールで撮影)
 ヒメオドリコソウ(シソ科)
オドリコソウ(シソ科)  サギゴケ(サギゴケ科)  フラサバソウ(オオバコ科)
ヨーロッパ原産のクワガタソウの仲間で、日本にも帰化して大いに繁茂している。
(4月16日 ナムールで撮影)
ヨーロッパ原産のキクの仲間で、日本にも帰化して、道端や荒れ地などにはえている。
(4月16日 ナムールで撮影)
ヨーロッパ原産のタンポポの仲間で、日本にも帰化して、大いに繁茂し、日本の在来種をおびやかして問題となっている。
(4月16日 ナムールで撮影)
タンポポの仲間である。日本には見られない野草である。ヤナギタンポポに近いと思われるがはっきりしない。
(4月11日アントワープで撮影)
 オオイヌノフグリ(オオバコ科)

ノボロギク(キク科)  セイヨウタンポポ(キク科)   ヤナギタンポポ(キク科)

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