里山の山野草
スイガズラ科

日当たりのよい山野にはえる多年草。オミナエシを女とし、それと比べて名前がついたと思われる。花が白いので間違うことはない。里にはあまりなく、山地に見られる。上宝地区全域に見られ、数も比較的多い。8~9月に開花する。
(平成23年8月31日)
日当たりのよい草地にはえる多年草。漢字で女郎花と書くが、名前の由来はわからない。秋の七草として古代から愛され、家の庭に植えている人も多い。かっては里山にたくさんあったが、今では自生のものを見つけるには骨が折れる。上宝町の里山に時々見られる。7~9月に開花する。
(平成21年7月31日)
山の草原にはえる越年草。マツムシ(松虫)が鳴くころに開花するので名前がついたと言われるが、確かではない。かっては里山にたくさんあったが、今では自生のものを見つけるには大変である。上宝町にまれに見られる。7~9月に開花する。
(平成25年8月31日)
山地の木陰にはえる多年草。カノコソウ(鹿子草)というオミナエシ科の植物に似ていて、つる(蔓)のように伸びるので名前がついたと思われる。スイカズラ科の植物は秋に咲くが、これは早春に咲くので間違うことはない。花は白色だが、時には紅色になることもある。上宝町でまれに見られる。4~5月に開花する。
(平成21年5月1日)
オトコエシ オミナエシ マツムシソウ ツルカノコソウ

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