里山の山野草

山地の林下や草原にはえる一年草。花の下唇に白い紋が二つあり、これが米粒に似ているのでまんま(飯)に見立て名前がついたといわれている。葉緑素があるが、自分だけでは栄養を確保できない半寄生植物である。上宝地区全域に見られるが、数は多くない。7~9月に開花する。
(平成22年7月10日)
深山の林縁や草地にはえる一年草。名前の通り深山に生育するママコナである。葉がやや丸いこと、茎の先端にとげ(刺)がないこと、花に黄色の紋があることでママコナと区別できる。蔵柱高原でたくさん見られるが、他では見たことがない。8~9月開花する。
(平成22年8月23)
山地の草地にはえる多年草。花のつきかたがともえ(巴)状なので名前がついた。この写真は上高地で撮ったものである。上宝地区では確認していない。7~8月に開花する。
(平成22年8月10日)
日当たりの良い草地にはえる一年草。名前の由来はわからない。葉緑素があるが、自分だけでは栄養を確保できない半寄生植物である。茎、葉、花びらに短毛が生えている。薄紅紫色の花は美しい。上宝町でまれに見られる。9~10月に開花する。
(平成24年9月18日)
ママコナ ミヤマママコナ トモエシオガマ コシオガマ

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