アカバナ科

湿ったところにはえる多年草。茎が赤みを帯びており、花も紅紫色なので名前がついた。秋には全体が真っ赤に紅葉する。花びらの先端が切れ込んでいるのが特徴である。時には側溝に咲いていることもある。上宝地区全体に見られ、数も多い。7~9月に開花する。
(平成22年8月13日 蔵柱)
山間の湿地にはえる多年草。アカバナとよく似ているが、葉や花弁の形で区別する。上宝地区ではまれに見られるだけである。7~8月に開花する。
(平成25年8月8日)
高山の渓流にはえる多年草。これもアカバナとよく似ているが、葉や花弁の形で区別する。上宝地区ではまれに見られるだけである。7~9月に開花する。
(平成23年8月31日)
高山の渓流沿いの湿地に生える多年草。これもアカバナと似ているが葉の形と花弁の色で区別する。上宝地区ではまれに見られるだけである。7~9月に開花する。
(平成22年8月8日)
アカバナ イワアカバナ ミヤマアカバナ シロウマアカバナ
日当たりのよい高原の草地にはえる多年草。葉の形がヤナギ(柳)に、花の形がラン(蘭)に似ているので名前がついた。高さが1メートルを超えることもある大型の野草である。紅紫色の花は非常に鮮やかで目立つ。この写真は平湯峠で撮ったものである。高山ではたくさん見られるが、平地では少ない。6~8月に開花する。
(平成25年8月8日)
沼などの湿ったところにはえる多年草。水の中に生育していて花がキンバイソウ(金梅草)に似ているので名前がついた。アカバナ科だけあって茎が赤い。珍しい山野草である。上宝町地内でまれに見られる。6~8月に開花する。
(平成22年6月12日)
川原や道端にはえる多年草。曇りの日や夕方に咲くのでなまえがついた。南アメリカ原産の外来種である。花は黄色だが、しぼむと赤くなるのが特徴である。上宝地区全域に見られるが、数は多くない。花期が5~9月と長い。
(平成26年 9月19日)
川原や道端や荒れ地にはえる越年草。マツヨイグサより大型なので名前がついた。アメリカ原産の外来種である。(アメリカのどこかわかっていない)。時には1.5mになることもある。繁殖力が旺盛で一面黄色に染まる風景を見ることがある。上宝地区全域に見られ、数も非常に多い。6~9月に開花する。
(平成22年6月30日)
ヤナギラン ミズキンバイ  マツヨイグサ オオマツヨイグサ 
比較的乾いた砂地などにはえる越年草。花も背丈も小さいので名前がついた。北アメリカ原産の外来種である。花の色がレモンイエローなので区別しやすい。
上宝地区全域に見られるが、数は多くない。7~8月に開花する。
(平成22年8月16日)
道端、川原、荒れ地などにはえる越年草。オオマツヨイグサをやや小型にしたものから名前がついたと考えられる。北アメリが原産の外来種である。花が大きく開くのが特徴である。上宝地区全域に見られるが、数は非常に少ない。6~9月に開花する。
(平成22年6月19日 蔵柱)
山地の林下にはえる多年草。花が終わった後の果実が水玉のように見えるので名前がついた。拡大してよく見ると花びらが2枚、おしべ(雄蕊)も2個で特徴のある花をしている。アカバナ科なので茎の一部が赤い。上宝地区全域に見られるが、数は少ない。8~9月に開花する。
(平成21年8月4日)
 
コマツヨイグサ
 
メマツヨイグサ  ミズタマソウ   

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