里山の山野草
ススキノキ科
高原や湿原に群生してはえる多年草。ゼンテイカ(禅庭花)の名前の由来はわからない。別名のニッコウキスゲは尾瀬(日光)に見られるキスゲ(黄菅)という意味である。上宝地区では平湯や鍋平に見られるが、人工的に移植したものではないかと思われる。一日でしぼんでしまう花である。6~8月に開花する。
(平成21年7月3日)
草地や湿原にはえる多年草。野に見られるカンゾウ(萱草)ということで名前がついた。花びらが紅色がかっているのでベニカンゾウとも呼ばれる。これも一日でしぼんでしまう。蔵柱高原の道ばたや湿原で見られるが、数はあまり多くない。7~8月に開花する。
(平成25年7月31日)
場所を選ばす、どこにでも見られる多年草。薮の中に生育しているので名前がついた。カンゾウの仲間では一番繁茂している。若芽を甘草菜として、食べられていたが、今ではほとんど食べる人はいない。これも一日でしぼんでしまう。八重咲きが特徴である。上宝地区全域に見られ、数も非常に多い。7~8月に開花する。
(平成25年7月31日)
山地の草原などに見られる多年草。名前の通り夕方咲き始めて朝太陽がでるとしぼんでしまう。レモンイエローの花色ほ印象的である。夜咲いているのでよほど注意して探さないと見つからない。これも一日でしぼんでしまう。上宝町の道ばたに少し見られる。7~8月に開花する。
(平成21年7月28日)
ゼンテイカ ノカンゾウ ヤブカンゾウ ユウスゲ

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