奥飛騨地区の山野草の概要
 
 1 はじめに
     (1)奥飛騨地区の分類
        このホームページでは奥飛騨地区を、次の7つに分類している
       ①乗鞍岳の高山植物
       ②上高地地区の山野草(飛騨ではないが入れました)
       ③平湯地区の山野草(高山市奥飛騨温泉郷)
       ④新穂高地区の山野草(高山市奥飛騨温泉郷)
       ⑤蔵柱高原(十三墓峠)付近の山野草(高山市上宝町荒原)
       ⑥山之村地区の山野草(飛騨市神岡町山之村地区)
       ⑦里山(高山市上宝町、奥飛騨温泉郷、飛騨市山之村地区)
     (2)この地区の特徴
       ①標高差が大きい(436m~3190m)
       ②気温差が大きい(-20℃~35℃)
       ③国立公園がある(中部山岳国立公園)
       ④湿原がある(十三墓湿原など)
       ⑤里山が残っている        
 
上宝町吉野 コチャルメルソウ
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  2 奥飛騨地区の山野草
  
 (1)上記の環境のため、多様な植物が存在する
      ①高山性植物
      ②亜高山性植物
      ③湿地性植物
      ④日本海側、太平洋側の植物
      ⑤東日本、西日本、北日本の植物 
      ⑥普通の里山植物
    (2)冬が長いため花期が短いので短期間にたくさんの花が見られる
          (花の時期  4月~10月) 
       なお、植物の分類は2017年発売の「日本の野生植物」(平凡社)
     に準拠しました(APGⅢ分類)
    
     このホームページの写真は、すべて私が撮影したものです
                (2008年~2022年)

     著作権は主張しませんので、写真をダウンロードして
             使ってもらってもいいです
 
上宝町本郷 ヒトリシズカ

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                           著作者プロフール
 1947年(昭和22年)高山市上宝町(当時は上宝村)吉野生まれ。大学卒業後 38年間、岐阜県内の小中学校に勤務。主に中学校で理科、数学を担当。退職後、山野草を中心として写真を撮る。2012年から3年間、地域で山野草講座を行う。2015年「たから山野草愛好会」を設立し、山野草の現地見学活動を始めた。  
 植物の名前や記述内容については十分調べたつもりですが、まちがいがあるかもしれません。ご指摘いただいて訂正したいと思います。