【基本の姿勢】腰かけた姿勢
椅子になるべく深く腰をかけ、両足をほどよくそろえ、腰を据え、上体を正しく保ち、項を真直ぐに伸ばし、胸、肩を楽にする。両手に力をいれず、指を開かず(掌は心もちくぼみをもつ)腿の上におき、肘を張らない。口は軽く閉じ、目は鼻頭を通して約3メートル先に注ぐ。
椅子にかけるときは、下座の方からかけ、立つときも下座の方へでる。
椅子にかけるとき及び椅子から立上るとき、いずれも椅子が倒れないように、背のよりかかるころを押さえて行動することがよい。
− 「弓道教本」 全日本弓道連盟より −