虎子山と十二支の山
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  虎子山は、干支の名のつく山なので寅年には人気の山です。国見峠につながるトラス谷に因む名前のようです。別名は、ふもとの集落名から尾西山といいます(日本山岳会、2005)。
 生物学者・人類学者の今西錦司氏は、岐阜県の山にも数多く登っており、十二支会という会を発案し、この虎子山にも登っています(岐阜県山岳連盟、1975)。岐阜県の十二支の山は、他に牛首山(高山市)、大鼠山(飛騨市)、猪伏山(飛騨市)、猿ヶ馬場山(白川村)、兎ヶ馬場(オサンババ、高山市)、五蛇池山(揖斐川町)などがあります。
 虎子山へは、国見峠から登りますが、稜線部は踏み跡程度です。特に尾根がT字型になっている所では、迷うことが多いようです。山頂からは、ブンゲン、貝月山、鑓ヶ先山が良く見えました。
【文献】日本山岳会(2005):新日本山岳誌、ナカニシヤ出版
岐阜県山岳連盟(1975):ぎふ百山、岐阜日日新聞社
稜線より、伊吹山
【登頂日】2011年5月13日
【標高】1183m
【場所】岐阜県揖斐郡揖斐川町
【記録】10:30 国見峠 11:35 山頂着 12:20 山頂発 13:35 国見峠