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2025.06.25
私たちの会は、平成4年に神岡町の高齢者大学として開催されたものが母体となっています。
当初は、講師のお話を聞く講座という形でしたが、平成6年には自主的なサークルとして発足し、以来今日まで続いているものです。
年々世代交代が進む中で、私たちの先祖が営々と築いてきた、ふるさとの文化や歴史が忘れ去られようとしています。そんな埋もれてく人々の営みを呼び起こし、後世に伝えていきたい、という願いを持って私たちは活動をしています。
また、これらの取材、探索活動を通じて、出会う人々との、絆を深めていきたいと願っています。また、活動に当たっては次のことを大切にしています。
会員相互のコミュニケーションを図ること
現地を見て、現地を感ずること
そこで生活した人々と語り合うこと
そして、それを記録すること
すなわち、そこに住んだ人々の土臭いありのままを掘り起こし伝えることができたらという願いのもと、
「聞いて、見て、歩いて調べたことはすべて記録せよ」
「正誤の判断は後の世の人々に任せよ」
をモットーとしています。
昨年度は、「冊子作成はやめて、気楽に話し合う会」として再出発しようと申し合わせましたが、いざ始めて見ると話題作りが難しく、また目標が持てず張り合いがないという現実に突き当たりました。
寄港地を決めない船出はかえって難しいものです。
そこで今年度からは、再び冊子の作成という活動に向かうこととしました。
ただし、
・発刊期限を設けず、一話完結方式で取り組み、ある程度できた所で発刊をしていく。
(会員が高齢であるため、活動できる期間内に)
・構成、編集などが難しい内容ではないもの
にする、としました。
このことから、船津を中心とした「建屋」を取り上げることとしました。
当地には改めて見渡してみると特色ある多々の建屋がありますがそれらの中にはもう解体されてしまうものもあります。そのことから、今のうちにそれぞれの建屋にまつわる諸々のエピソードを記述していけたらと考えました。